自由気まま旅行記

英語でゴリ押しながら海・山・食・鉄・建を堪能します!

ナポレオン - コルシカ島 -

5月1日火曜日はメーデー(労働者の日)で休日なので、月曜に有給を取って4連休としてコルシカ島へ出掛けてきました。
コルシカ島と聞くと、ローマ帝国時代の印象でイタリア領だと勘違いしていましたが、今はフランス領となっておりフランス語ではコルス島と呼びます。調べたところによると、ローマ帝国が力を失った後、海賊に襲われ続ける暗黒時代を経て、中世ではジェノヴァ(イタリア諸国の一部)の傘下に入っていたものの、1729年にはじまったコルシカ独立戦争で抑えきれなくなったジェノヴァがフランスを頼り、1769年5月にフランスが平定して今に至る、とのこと。その3か月後にナポレオン・ボナパルトが生誕するという運命。

さて、空の旅の起点は、これが初めてとなるシャルル・ド・ゴール空港です。エールフランス等のスカイ・チームEU域内は第2ターミナルからの出発ですが、設計者はポール・アンドリュー。第1ターミナルと同じ設計者です。チェックイン前はコンクリート打ちっぱなしのソリッドな構造、搭乗口周辺は外部の光を十分に取り入れたトラス構造と、この2つの空間のギャップが印象的です。

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シャルル・ド・ゴール空港第二ターミナルチェックイン
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シャルル・ド・ゴール空港第二ターミナル搭乗口
エールフランスに揺られて約2時間ほどで、コルシカ島の最大都市アジャクシオに到着です。その名も「アジャクシオ・ナポレオン・ボナパルト空港」。アジャクシオに生誕し、フランスを支配するに至った英雄の名を冠した空港です。分かりやすい!
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アジャクシオ・ナポレオン・ボナパルト空港
これ、観光資源を空の玄関口で宣伝するっていう非常に効果的な方法だと思うんですが、日本の空港では「静岡富士山空港」があります。この空港の稼働率はともかくとして。他に例えばこんなのはどうでしょう?茨城水戸黄門空港、伊丹カップヌードル空港、女満別ミント空港、米子妖怪空港、東京歌舞伎空港…

話が激しく脱線しましたので元に戻します。
コルシカ島は前述のとおり、戦火に巻き込まれることが多かったためでしょうか、主要都市には「」と呼ばれる城があり、アジャクシオにも小規模ですがあります。「Hotel San Carlu Citadelle」というホテルに泊まったのですが、城が見える部屋が空いていたようで、アップグレードしてくれました。窓からの風景はこんな感じでした。

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シタデル@アジャクシオ
1万円を超えないホテルを予約するときは、私はhotels.comを使っています。10泊すると1泊分(当該10泊の平均)の宿泊クーポンがもらえますので、特定のホテルチェーン以外も利用する人には特にオススメです。同じホテルチェーンを頻繁に使い続けるのであれば、ホテルのロイヤリティプログラムに加入し、それ以外についてはHotels.comで予約する、というのがよさそうです。

ホテルにチェックイン後、夕食には少し早かったのでアジャクシオの街をふらふらと散歩してきました。まず行ったのが「アジャクシオ大聖堂」(Ajaccio Cathedral)。中をのぞいたら結婚式の真っ最中でした。

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アジャクシオ大聖堂
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結婚式@アジャクシオ大聖堂
次に、「カーサ・ボナパルテ」(Musee National de la Maison Bonparte)。ナポレオンを含むボナパルト一家の生家ですが、当時のままの部屋、肖像画、彫刻、家系図などが飾られていました。また、ここだけでなく、ナポレオンの生まれ育った島ということで、街中にナポレオンの銅像が立っています。

その他の写真もどうぞー。

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路地@アジャクシオ
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海岸@アジャクシオ
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アジャクシオの春

夜ご飯は、ホテルのカウンターのお姉さん(美人!)にコルシカ島の名物が食べられるおすすめのレストランを聞いたところ、第一位は「A Cantina Di Ghjulia」、第二位は「20123」とのことだったので、第一位の店に予約なしで突撃しました。

このレストランの店員は妙齢のおばちゃんで、いい人だけど全く英語が全く通じず…と思ったら英語のメニューを出してくれました。しかし、フランス語の単語も半分くらい混ざってるよ。。。
白ワインを注文したのですが、赤がいいよ!と何度も言われたので赤ワインにしましたが、ドライだけどフルーティで美味しかったです。ワインは全く詳しくないので、適切な表現が分かりませんが(笑)
そして、美味いと評判のイカのトマトソース煮は品切れとのことでしたので、おばちゃんオススメのムール貝のガーリックオーブン焼き(エスカルゴっぽい食べ方)とビーフシチューを注文しましたが…ペロリといただきました。

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ムール貝
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ビーフシチュー&ペンネ
おばちゃんの言うことを聞いておいて良かったです。
〆のデザートは、栗のスポンジ。これまた美味い…
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栗のスポンジケーキ
この店、少し値段が張りますがおすすめです(50ユーロほどで満腹)。エスプレッソはサービスしてくれました。ありがとう(^^)

次回(明日)は、コルシカ鉄道でカルヴィに向かいます。(某「●●の車窓から」風)

はじめました

ヨーロッパに住んでいる「たいよう」っていいます。

最近、海外赴任になり自分の時間がとれるようになったので、ブログってものがどういうものかも良く理解していませんが(笑)、これまでに旅行した場所や食べた料理を紹介していきたいと考えています。

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自宅窓からの風景

 ちなみに、これまでに旅行・出張等で入国した国は、初入国日が古い順に、

(日本、)アメリカ合衆国、スペイン、ポルトガル、スリランカ、モルディブ、メキシコ、カナダ、南アフリカ、カタール、パキスタン、ロシア、ベルギー、フランス、チェコ、クロアチア、イタリア、スイス、ルクセンブルク、トルクメニスタン、イギリス、エジプト

の計22か国です。地域で大まかに分類すると、

ヨーロッパ:11か国

アジア:5か国

北米:3か国

アフリカ:2か国

中東:1か国

中米:0か国

南米:0か国

オセアニア:0か国

です。ヨーロッパは1時間も高速鉄道で走れば隣国に到達するので、多くなるのは当然の結果ですね。エジプトに旅行したのは今年の3月末ですが、ピラミッドや神殿のスケールに圧倒されると同時に、エジプト腹にかかりエライことになりました。。。

 

ちなみに本日は土曜日ですが、ヨーロッパでは日曜日になると住宅街にある店はほとんどが閉店となってしまう上に、そうした店は平日も20時頃には閉店してしまいます。そのため、仕事が忙しい時期は、土曜日に一週間分を買いためるようにしています。(駅前のコンビニのような店の中は、遅くまで開店しているものもあります。)

 

最近のお気に入りは、ラザニアやムサカなどのオーブンで焼いて作るお手軽料理です。もちろん、ちゃんとした自炊もするのですが、仕事で疲れているなどでヤル気がしないときは、こうしたお手軽料理にサラダを加えれば、非常に便利で健康的ですね。

 

…というわけで、買い物に行ってきます!

( ´Д`)ノ~バイバイ